発熱の場合


1人で行う育児は悩みがたくさんです

◆赤ちゃんの発熱◆
赤ちゃんの発熱は、体温調節がまだ未熟でうまくバランスをとることができない為、赤ちゃん急に高い熱を出してしまいます。
生後半年を過ぎた頃からよく熱をだすようになります。

これは赤ちゃんの体に免疫がついてないからです。生後半年はママから免疫をもらっているので発熱がでにくいといわれています。
◆熱の出始めの対処◆
熱が出始めた時の対処法はまず、熱が出始めて悪寒がある時は暖めましょう。

また、熱が上がりきってからは体温を下げるように厚着はさけましょう。

子供や赤ちゃんは体力を消耗しやすいので、体を拭いて熱を逃がしたり、たくさん水分をとったりして子供が快適に過ごせる環境にしましょう。

◆高い熱がでるとひきつける?◆
高熱が出た時にひきつけを起こすわけではありませんが、熱性けいれんは最初に急に熱が上がる時にひきつけをおきやすいといわれてます。

また熱性けいれんは熱の出始めによくおきる事があります。
◆熱性けいれんの原因◆
熱性けいれんは小さい子供の脳が未熟なため、熱を出す時に脳が混乱してしまいおこします。

発生は遺伝子的な体質が関係しており、突発性発疹やインフルエンザにかかった時は起こりやすいといわれています。
◆高熱で脳にダメージ?◆
ただの風邪で40度の高熱が出ても脳に障害が残る事はないと言われてます。

逆に脳炎や髄膜炎で熱が出ている時は40度以下の発熱でも脳に障害が残る時もあります。

人のからだは熱が上がり過ぎないように体温を自然に調節する作用がありますので41度を超えることはほとんどありません。
◆寒気で震える時は?◆
寒気を感じて子ども体が震える時はこれから高い熱がでるサインと思って下さい。

このような時は布団などをかけて体や手足を暖めてあげましょう。

子供の熱が上がりきってくると悪寒はなくなってきますので、熱が上がりきったときは逆に熱が逃げるように子供や赤ちゃんに厚着をさせないようにして下さい。
◆悪寒とけいれんの見分け方◆
■悪寒によるふるえ
意識があるので呼びかけには反応する。

■けいれん
意識がないので、呼びかけにも一切反応しない。
目がどこか1点を見つめたまま動かない。
息が止まったようになって顔色が悪くなる。
◆対応について◆
夜中に子供や赤ちゃんが高熱を出してびっくりすることはよくあります。

熱が高くても顔色がよく、さっきまでは食欲もあり、呼吸も普通で元気もある場合は翌日まで待って受診しても大丈夫でしょう。

解熱剤があれば使ってあげてもかまいません。

以下のような場合は注意が必要なので、早めに受信してください。

生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出した時
熱が高く、頭痛、嘔吐を伴う時
顔色が悪くて、苦しそうな時
ぐったりしている時
意識がもうろうとしている時
呼吸が苦しそうな時
ひきつけた時
お腹をひどく痛がる時


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